児童発達支援などを行うGLOBALTREEグループ（運営：ハッピーライフケア株式会社／ハッピーホールディングス株式会社）は2025年12月8日、一般社団法人S.C.P. Japanと連携し、LGBTQ+と性の多様性をテーマにした社内研修を管理者向けに開催しました。オンラインと対面を併用し、全国の事業所から参加があったとしています。
研修では、元なでしこリーグ選手でLGBTQ当事者の山本朝陽さん（合同会社Zefore代表）が登壇。「多様性は特別な誰かの問題ではなく、全ての人が持つ個性」という考え方を提示し、児童福祉や発達支援の現場で起こりうる無意識の思い込み（アンコンシャス・バイアス）が支援に与える影響を具体例を交えて解説しました。
参加者は、自身の価値観や偏りを振り返るワークを通じて、「正しい知識に加え、相手の背景を想像して寄り添う姿勢が重要」「自分を理解することが他者理解につながる」といった気づきを得たといいます。背景には、性の多様性やDE&I（多様性・公正性・包摂性）への社会的関心の高まりがある一方、現場では理解度にばらつきがあるという課題があります。
GLOBALTREEグループは、今回の研修を起点に、子どもと家族が「自分らしく過ごせる」環境づくりを掲げ、継続的な研修と地域・関係機関との連携を進める方針です。今後は、多様性を特別なテーマではなく身近な視点として組織全体に根づかせ、支援の質の均てん化とスタッフの働きやすい職場環境の整備が問われそうです。
【法人・団体情報】
GLOBALTREE（ハッピーライフケア株式会社／ハッピーホールディングス株式会社）
所在地 東京都港区虎ノ門一丁目23番地1号 虎ノ門ヒルズ森タワー
事業 児童発達支援、放課後等デイサービス、就労支援、共同生活援助、訪問看護・介護など
【公式サイト】
GLOBALTREE 公式サイト https://global-tree.jp
source: PR TIMES